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こだわりの農業を営む農業人から生まれた豆腐

福井県坂井市三国町。日本海の名勝東尋坊や冬の味覚王越前ガニが有名な日本海に面した小さな湊町です。海の幸が豊富なだけでなく、三国町の丘陵地は農業が盛んで、米や野菜、フルーツなど様々な作物が作られています。

豆魂(とうこん)と読みます。強そうで健康そうでしょう?

きっちょんどんの豆腐はこの三国の地で生まれました。
こだわりの農を営む仲間たちが集まって
「夏には美味しい冷や奴が食べたい!」
「冬には心も身体もあたたまる湯豆腐が食べたい!」
それなら「自分たちが毎日食べたいと思う豆腐をつくろう!」と目指したのが「大豆まるごと豆腐」です。

2002年、この地域の農業者が共同出資して設立した豆腐の製造直売所。

そして2002年、みんなが共同出資して設立した豆腐の製造直売所「きっちょんどん」を設立しました。
当初、豆腐を作るメンバーをまとめたのは、約40年前に三国町に移り住み、開拓し、平飼いの鶏や肉牛を育てた「おけら牧場ラーバンの森」の山崎一之。 現在の運営(代表)は、林農園を営むトマト農家の林治巳です。林家の屋号が「きっちょんどん」であることから、豆腐屋の名前に決まりました。

きっちょんどんの豆腐は、おからが出ない作り方です。国産大豆を特殊な機械で製粉して、本にがりで固めます。そのため大豆をまるごと食べることができます。
こうしてできた豆腐は、クリーミーで濃厚な味わい!初めて口にする方から「豆の味がする!」と驚かれます。私たちは食の安心安全はもちろん、食べる人の健康を考えて、毎日心を込めて作っています。

代表よりみなさまへ

30代のとき、サラリーマンから就農しました。きっかけは「自分で食べるものを自分で作りたい」というシンプルな想いから。勇気のいる決断でしたが家族の協力もあり、現在は水稲、野菜、そして豆腐づくりを営んでいます。

おかげさまでトマトは生協でお取り扱いいただき、豆腐は旅館や民宿で提供されています。「豆腐がおいしくて」と宿泊客の方がわざわざ当店へお立ち寄りいただくこともありとても嬉しいです。

大自然の中で仕事をするのはとても気持ちがいい。作物はしゃべりませんが、畑にいると会話をしているようです。思った通りの実りがあったときが喜びです。その実りを皆さんに味わっていただきたいと、「きっちょんどん」の豆腐と、食堂で提供しています。

代表 林治巳
できるだけ化学肥料を使用せず、農薬の使用を慣行栽培の2分の1以下に抑え、福井県の特別栽培農産物認証を取得。「大豆まるごと豆腐」の製造・販売を扱う「きっちょんどん」の代表も務める。